1. 製品紹介

当社は、Realtime Robotics社(本社、米国ボストン https://rtr.ai/)
のRealtime Controllerを販売しております。Realtime Controller は、衝突回避技術により、静的障害物(あらかじめ設定されたロボット架台など)や動いているロボットと避ける軌道を実行時に計算し、障害物にぶつからない安全なロボット制御を実現します。
2. システム構成

Realtime Controllerは、Ethernet で接続されたPLCやPCから送られた座標情報を受信し、その時の他のロボットの状況によって軌道を選択します。選択された軌道情報をもとに、Ethernetで接続されたロボットコントローラと通信し、ロボットを制御します。
Realtime Controller は、UNIVERSAL ROBOTSをはじめ、多くのロボットに対応しています。対応ロボットコントローラやロボットアームについてはお問い合わせください。
3. 設定の流れ
(1) ロボットの配置
Realtime Controllerの設定ツールを使って、ロボットの種類を選択し、位置を実環境にあわせて設定します。
(2)静的障害物の設定
ロボット架台や設備を設定します。CADデータを読み込むことも可能です。
(3)ロボットの付属物の設定
エンドエフェクタなど、ロボットアームに固定されているものを設定することにより、その付属物を含めた回避経路が生成されます。CADデータを読み込むことも可能です。
(4)姿勢の設定
Realtime Controller の設定ツールを使って、必要な姿勢を設定し、実行時に使用する経路情報を生成します。ツールチェンジなどによりロボットの付属物を変える場合や把持対象物を持っている場合と持っていない場合を変える場合は、この経路情報を複数生成することで実行時に切り替えることができます。
すべての設定完了後、ロボットコントローラと接続し、経路情報をRTCの
ContolPanel(実行時のツール)にロードします。
Realtime Controller に Ethernet 経由でコマンドを送ることにより、ロボットを動作させることができます。
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