紙基板実装
新開発基板実装技術
紙基板実装
~曲がる、光る。紙が拓く新しい基板の可能性~
JOHNAN DMS株式会社は、一般的な紙に独自の銀パターンを印刷し、その上に電子部品を搭載する「紙基板実装」サービスを提供しています。これは、従来の概念を覆す、柔軟で多様な表現を可能にする新しい基板技術です。
01紙基板とは?
紙基板は、紙そのものに導電性を持つ銀パターンを印刷し、その上に電子部品を搭載した画期的な基板です。
- 素材:厚紙、薄紙、和紙など様々な紙を使用可能です。
- 構造:紙に銀パターンを印刷し、部品を搭載。
- 特徴:薄く、高い柔軟性を備えています。
02紙基板の特長と応用事例
紙基板は、その柔軟性と加工の容易さから、幅広い製品アイデアを実現します。
紙基板実装の特長
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多様な形状変化
「折る」「曲げる」「筒状にする」など、自由に形を変えることが可能です。
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容易な加工性
実装後のフォーミング加工が容易で、紙を破ることで手で回路を切断することも可能です。
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簡単な取り付け
両面テープなどを使用し、筐体などへ容易に貼り付けることができます。
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広がる表現
LED部品を搭載することで紙の色を変化させることができ、製品アイデアの可能性を大きく広げます。
折り紙、段ボール、封筒、看板、インテリア、贈り物など、既存の紙製品と組み合わせた新たな価値創造に貢献します。
03製造プロセスと品質管理
~SMT実装による自動化で、生産性と品質向上~
LED部品などの実装は、導電性接着剤を用いてSMT実装機で行われます。※SMT=表面実装技術
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高精度な実装
SMT実装機で部品を正確に配置し、適切な量の接着剤を使用。品質安定と不良率低減を実現します。
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生産性と品質の向上
自動化プロセスで、生産効率と製品品質が向上。均一で信頼性の高い製品を安定供給できます。
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特許出願中
基板メーカーと協業した紙基板へのパターン印刷技術は、現在特許を出願中です。
04活用事例
紙基板実装技術を用いた、ユニークな製品事例をご紹介します。
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光る折り紙製品
LEDで幻想的に輝く折り鶴など、視覚的に魅力的なアート作品を制作。イベント装飾や特別なギフトにも最適です。
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光るうちわ
LED部品を貼り付け、イベントや日常を鮮やかに彩るアイテム。注目を集め、特別な体験を演出します。


05関連情報
メディア掲載

『デザインのひきだし49』に紙基板実装に関する記事が掲載されました。
この雑誌は、デザイナー向けに印刷・紙・加工などの技術情報を分かりやすく紹介しており、紙基板実装の新たな可能性について詳しく紹介されています。
49号では、主に紙もの、文具、アクリルなど、高品質でこだわりのある魅力的なグッズづくり情報が掲載されています。紙基板実装に関する記事は、本誌内の紙や印刷にまつわる新しい展示、新製品の情報が紹介されている「ひきだし通信」(p156)に掲載されています。
紙基板実装サービスに関して興味・関心のある方はぜひ、『デザインのひきだし49』もしくは当社ウェブサイトをご覧ください。
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